
私たちは創業の明治以来、お客様から相談を持ちかけられるのが得意な会社。
常にお客様との距離が近いため、「有恒さん、何とかならない?」とお声がかかるのです。
これからはそんなお客様の要望にさらにこたえるべく、数万点の商品数とオーダーメイドの加工力を武器に商品開発力を磨き、メーカーへとシフトしていきたいと考えています。
話は遠い昔、明治28年(1895)ちりめんにゴムを塗り、日本初の「ゴム引き綿ベルト」を開発しました。その男が現社長の曽祖父で、それが有恒商会の前身、羽田商店の始まりでした。
創業以来、有恒商会は、数万点という商品ラインナップの幅広さときめ細かい対応、そして仕事のスピードを武器に着々と成長を続けてきました。もちろん、お付き合いさせていただいたお客様もかなりの数に上ります。歴史の長さは信頼の深さ。なかには設立前、創業当初からのお付き合いというお客様までいらっしゃるほどです。伝統を大切にしながら、新しい風を取り入れる。そんな挑戦を続ける社風が、新しいニーズに対応した新商品作りにつながり、お客様満足につながると考えています。創業社長の「チャレンジする」というDNAは100年の時を超えて今も受け継がれています。
私たちは、自動車を中心に半導体や携帯電話など機械の部品を加工・販売しています。あらゆる部品を扱っており、商品数は数万点以上、クライアントの業界(例えば自動車業界、医療業界、携帯業界等々)も本当に多種多様です。新しい業界への進出は社員の声に押されることが多く、特に携帯電話は、社員の「挑戦してみたい」という熱意が社長を動かしました。結果、社員の予想は見事的中し、今では携帯電話の中の見えないパーツに有恒商会の力が活きています。商品数が膨大なため、商品を覚えるのにも一苦労ですが、そのぶん提案領域が広くお客様に最適な商品を提供できるのが強みです。
私たちは、単に商品を販売する商社ではありません。お客様のニーズを聞き、ベストな形や状態に加工することができます。この加工できる技術力が、有恒商会の最大の強み。豊富な商品ラインナップの中からお客様に一番あった商品を選び、さらにオーダーメイドで加工して納品します。実はこれができる会社はなかなかなく、お客様からご指名が絶えない理由でもあります。